ひきこもり白書2021〈1,686人の声から見えたひきこもり・生きづらさの実態〉
¥2,970 税込
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本書は、2019年秋に実施した「ひきこもり・生きづらさについての実態調査2019」の調査データをもとに、属性やジェンダー、家族構成、経歴、支援や居場所、生きづらさなどについて詳細な分析と考察を試み、自由記述も盛り込んでまとめたものです。
調査には、6歳〜85歳、北海道から沖縄まで全都道府県から1,686名ものひきこもりや生きづらさを抱える方々が回答してくださいました。その数もさることながら、自由記述には計46万字におよぶ膨大な声が寄せられ、一人ひとりの思いに圧倒されることとなりました。
本書にはそのような、当事者・経験者が置かれている状況、苦悩や思い、支援への要望など、生の声をできる限り掲載しました。
また特別収録として、2020年末〜21年初頭に実施した緊急アンケート「コロナ禍におけるひきこもり・生きづらさについての調査2020」の結果も掲載しています。
全国の支援者・行政関係者・研究者・メディア関係者などの皆さんに、当事者たちの切実かつ真摯な声を、ぜひ受け止めていただければと思います。
本書が「ひきこもり」を取り巻く方々のコミュニケーションを一歩進めるためのツールとなり、フラットで創造的な対話が生まれ、社会の理解が促進されること。そして当事者の声を反映した支援の構築、社会のインクルーシブデザインに活用されること。それが私たちの願いです。
>『ひきこもり白書2021』の試し読みができます!
メディアプラットフォーム「note」で『ひきこもり白書2021』の一部を無料で試し読みできます。
https://note.com/uxkaigi/m/m6cd60a119518
【仕様】
A4版 p.196(表紙含む)
フルカラー
【目次】
はじめに
序章 本書で使われるデータについて
第1節 調査概要と本書で使われるデータについて
第2節 内閣府調査との比較から見るUX会議調査の特徴
第1章 「ひきこもり」とは誰か
第1節 ひきこもりの経験
第2節 ひきこもりと「地方」
第3節 ひきこもりとジェンダー
第2章 ひきこもりを巡る家族関係と人間関係
第1節 ひきこもりと家族関係
第2節 ひきこもりと社会関係および孤立
第3節 ひきこもりとコミュニケーション
第3章 ひきこもりと経歴・就労
第1節 ひきこもりと学歴
第2節 ひきこもりと仕事
第4章 ひきこもりの苦しさとは何か
第1節 ひきこもりのきっかけ
第2節 ひきこもりの生きづらさ
第3節 ひきこもりの不安
第4節 ひきこもりとお金
第5章 支援・サービスの利用経験と課題
第1節 支援利用経験の概要
第2節 支援の窓口へのハードルとは
第3節 当事者の体験から考える支援現場の課題
第6章 居場所や当事者活動に対する期待と課題
第1節 居場所等の利用経験と評価
第2節 居場所等の役割
第3節 当事者による取り組みへの期待と課題
第7章 座談会 「ひきこもり」の再定義のために
特別収録【緊急アンケート】コロナ禍におけるひきこもり・生きづらさについての調査2020
Ⅰ 緊急アンケートの調査概要
Ⅱ 回答者の基本属性
Ⅲ コロナ禍による影響 その1:単純集計編
Ⅳ コロナ禍による影響 その2:詳細な分析編
おわりに
巻末資料
巻末資料1:ひきこもり・生きづらさについての実態調査2019 告知チラシ
巻末資料2:ひきこもり・生きづらさについての実態調査2019 あいさつ文
巻末資料3:ひきこもり・生きづらさについての実態調査2019 調査票
巻末資料4:【緊急アンケート】コロナ禍におけるひきこもり・生きづらさについての調査2020 調査フォーム
【制作・発行】
一般社団法人ひきこもりUX会議
【監修】
新雅史(社会学者)
関水徹平(社会学者)
【領収書の発行について】
領収書の発行をご希望の方は、商品ご注文の際に備考欄にその旨ご記載ください。特にご指定のない場合、宛名は「ご注文者様のお名前」、但し書きは「書籍代」とさせていただきます。また、領収書は商品の発送時に同封させていただきます。
【後払いについて】
自治体や法人としてのご注文につきましては、請求書による後払いも対応可能です。詳細は下記ページをご確認ください。
http://blog.livedoor.jp/uxkaigi/archives/1079068902.html
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